掌の聞香炉に心を傾け、一片の香木の
かすかな香りを心ゆくまで鑑賞する。
この繊細な所作を「聞香(もんこう)」
香を聞く、という美しい言葉で表現します。
初めての方でも気軽にお楽しみいただけます。
阪急うめだ本店が、2019年より夏休みの時期に実施している
"楽しく遊んで、学んで、体験する"をコンセプトに
楽しく学べる講座を提供する「HANKYU こどもカレッジ」。
その講座のひとつに松栄堂が参画しています。
親子(2名1組)でご参加いただくワークショップ
「京都で職人さんと一緒にオリジナルのお線香をつくろう」において、
松栄堂の製造現場を見学後、オリジナルの香りのお線香を
親子それぞれお作りいただきます。
夏の思い出に、自由研究に、いかがでしょうか。
森美術館「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」に協力をいたしました。
シアスター・ゲイツ(1973年シカゴ生まれ)は、米国シカゴのサウス・サイド地区を拠点とし、彫刻と陶芸作品を中心に、建築、音楽、パフォーマンス、ファッション、デザインなど、メディアやジャンルを横断する活動で国際的に高く評価されています。彫刻と都市計画の教育を受けたゲイツは2004年、愛知県常滑市で陶芸を学ぶために初来日し、以来20年以上にわたり、陶芸をはじめとする日本文化の影響を受けてきました。日本やアジア太平洋地域での印象深い出会いや発見、そして米国ミシシッピとシカゴにルーツを持つアフリカ系アメリカ人として生きてきた経験が、彼の創作の礎となっています。アーティストとして文化的ハイブリディティ(混合性)を探求してきたゲイツは、アメリカの公民権運動(1954-1968年)の一翼を担ったスローガン「ブラック・イズ・ビューティフル」と日本の「民藝運動」の哲学とを融合した、独自の美学を表す「アフロ民藝」という言葉を生み出しました。ゲイツの日本初、そしてアジア最大規模の個展となる本展は「神聖な空間」「ブラック・ライブラリー&ブラック・スペース」「ブラックネス」「年表」「アフロ民藝」の各セクションで構成され、これまでの代表作のみならず、本展のための新作を含む日本文化と関係の深い作品などを紹介します。
(森美術館 公式ウェブサイトより抜粋)