日本文学を代表する長編小説『源氏物語』。昭和から平成に移る三十年前。
その『源氏物語』を現代の感覚で捉え直してみたいという願いから、上村松篁画伯をはじめ、当時の京都で活躍される五十四人の日本画壇の先生方に、五十四帖に応ずる作品をおのおの描いていただきました。
時代は令和へ移り、あらためて物語の世界観を辿っていただきたく、このたび薫習館松寿文庫展示室で、順次展示をさせていただく運びとなりました。
香の道具や、源氏香図をあしらったゆかりの小品とともに、全六期にわたり紹介いたします。
※来場者把握と記録のため、お名前とご連絡先のご記入をお願いしております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご協力をお願いいたします。
場所
香老舗 松栄堂 薫習館2F 松寿文庫展示室 >会場地図
※入場無料
会期(令和4年) 【第6期展示】
2022年2月11日(金・祝)~25日(金)
3月11日(金)~25日(金)
※両期の展示替えはございません。
時間
10:00〜17:00
第6期展示作品
第四十六帖「椎本」 塩見 仁朗
第四十七帖「總角」 北野 治男
第四十八帖「早蕨」 岩倉 寿
第四十九帖「宿木」 佐々木 弘
第五十帖「東屋」 山崎 隆夫
第五十一帖「浮舟」 秋野 不矩
第五十二帖「蜻蛉」 竹内 浩一
第五十三帖「手習」 中路 融人
第五十四帖「夢浮橋」 大野 俶嵩