日本文学を代表する長編小説『源氏物語』。昭和から平成に移る三十年前。
その『源氏物語』を現代の感覚で捉え直してみたいという願いから、上村松篁画伯をはじめ、当時の京都で活躍される五十四人の日本画壇の先生方に、五十四帖に応ずる作品をおのおの描いていただきました。
時代は令和へ移り、あらためて物語の世界観を辿っていただきたく、このたび薫習館松寿文庫展示室で、順次展示をさせていただく運びとなりました。
香の道具や、源氏香図をあしらったゆかりの小品とともに、全六期にわたり紹介いたします。
※来場者把握と記録のため、お名前とご連絡先のご記入をお願いしております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご協力をお願いいたします。
場所
香老舗 松栄堂 薫習館2F 松寿文庫展示室 >会場地図
※入場無料
会期(令和3年) 【第5期展示】
2021年10月11日(月)~25日(月)
11月11日(木)~25日(木)
※両期の展示替えはございません。
時間
10:00〜17:00
第5期展示作品
第三十七帖「横笛」 松本 文子
第三十八帖「鈴虫」 浜田 昇児
第三十九帖「夕霧」 福本 達雄
第四十帖「御法」 山岸 純
第四十一帖「幻」 堂本 元次
第四十二帖「匂宮」 川島 睦郎
第四十三帖「紅梅」 圡手 朋英
第四十四帖「竹河」 山本 知克
第四十五帖「橋姫」 箱崎 睦昌