日本文学を代表する長編小説『源氏物語』。昭和から平成に移る三十年前。
その『源氏物語』を現代の感覚で捉え直してみたいという願いから、上村松篁画伯をはじめ、当時の京都で活躍される五十四人の日本画壇の先生方に、五十四帖に応ずる作品をおのおの描いていただきました。
時代は令和へ移り、あらためて物語の世界観を辿っていただきたく、このたび薫習館松寿文庫展示室で、順次展示をさせていただく運びとなりました。
香の道具や、源氏香図をあしらったゆかりの小品とともに、全六期にわたり紹介いたします。
※来場者把握と記録のため、お名前とご連絡先のご記入をお願いしております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご協力をお願いいたします。
場所
香老舗 松栄堂 薫習館2F 松寿文庫展示室 >会場地図
※入場無料
会期(令和3年) 【第4期展示】
2021年6月11日(金)~25日(金)
7月11日(日)~25日(日)
※両期の展示替えはございません。
時間
10:00〜17:00
第4期展示作品
第二十八帖「野分」 大塚 明
第二十九帖「行幸」 下保 昭
第三十帖 「藤袴」 野々内 良樹
第三十一帖「真木柱」 村田 茂樹
第三十二帖「梅枝」 岡崎 忠雄
第三十三帖「藤裏葉」 林 潤一
第三十四帖「若菜(上)」岩澤 重夫
第三十五帖「若菜(下)」入江 酉一郎
第三十六帖「柏木」 坂口 麻沙子