重要なお知らせ

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京都本店 改装工事と仮店舗営業のご案内

京都本店は、改装工事に伴い、下記の通り仮店舗で営業をさせていただいております。
改装工事に際しましては、皆様にご不便をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます。
おかげをもちまして来たる7月11日(水)、新装開店の運びとなりましたことをご報告申し上げます。
皆様のお越しをお待ち申し上げますとともに、今後とも、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

■3月29日(木)より 7月10日(火)まで
・仮店舗にて営業
<営業時間> 9:00〜18:00(日祝〜17:00)
※仮店舗期間中には営業時間を短縮いたします。

■7月11日(水)より
・新店舗にて営業
<営業時間> 9:00~18:00(年末年始を除く)

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「薫習館」開設のご挨拶

皆様には日頃より大変なご高配に与り、ありがたく篤く御礼を申し上げます。

弊社は、畑家の先祖が江戸時代中頃に丹波篠山より京都に出向き、今の車屋町通二条上るに暖簾をあげたことに始まります。専ら薫物線香の製造に代を重ね、香百般をお届けし続けてまいりました。天明の大火や幕末維新の混乱、世界大戦の困窮など幾多の困難を切り抜けて、ご先祖様に守られて暖簾を承継することが叶い、十二代の今日に至っています。いつの時代も私たちのお届けする品質を信じてご愛顧をくださるお客様あっての歩みです。また、それに気概を感じて日々の仕事に励む多くの従業者の歩みでもありました。

さて、弊社では、この度ご縁をいただいて、烏丸二条の本社南側に隣接する建物を取得管理することとなりました。代々の歩みを振り返りますと、この度のことはまさに奇縁としか言いようのない大事業となりました。この機会に本店社屋も少し改修し、本店店舗をより充実したものに再整備をしたいと考えております。また、南側の増設部につきましては、新たに「薫習館」と名付け、様々な形で我が国の香文化の奥の深さや、幅の広さを訪ねていただける情報拠点として開館したいと計画いたしております。

香の文化をわが国に伝えてくれた仏教は、その教えの中に「熏習(くんじゅう)」という言葉を伝えています。これは、仏前において日常的に妙香を焚くことにより、香りが物に移り沁み全てのものを芳香で染めてしまうように、私たちの暮らしぶりが、一人ひとりのひととなりを作り上げていくという教えだと理解しております。1400年を超える長い歴史を持つわが国の香文化は、その原料素材の供給を常にアジアを中心とした広い世界に求めてまいりました。大自然の恵みや、他文化圏の人々との共生の中に、わが国の香文化は育まれてきたのだと改めて認識を深め感謝申しております。

日本文化として育まれた香文化が教えてくれる香りの楽しさは、これからの時代に一層重要なものと感じております。今後、この「熏習」の言葉をいただき、私たちの経験や情報を発信する拠点として「薫習館」を活用していきたいと願っております。

つきましては、平成30年3月末から、ご利用いただいてまいりました本店店舗を一時閉店し、二条通烏丸東入の仮店舗にて営業させていただきます。新店舗開店時期につきましては、あらためてご案内申し上げます。大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきたくお願いを申し上げます。新しい本店と「薫習館」にて皆様をお迎えさせていただけるよう、準備を進めてまいります。

平成30年 陽春
香老舗 松栄堂 主人 畑 正高