お線香ができるまで

熟練の技から生まれる、繊細な香り。
ひとすじの香が、暮らしの小さなうるおいとなりますように......
皆様のお手元に届くまで、一本一本に心を尽くしています。

計量・調合・攪拌

原料となる様々な漢薬香料を粉末にし、正確に計量します。製品に応じて複雑に調合した原料につなぎとなる椨粉を加え攪拌し、篩にかけて均一に混合します。

練り

篩にかけた原料を混練機に入れ、攪拌しながら適量の水と着色料を加えます。熟達の技と勘で温度、湿度の変化に対応しながら約30~40分かけて粘土状になるまで練り上げていきます。

玉締め

品質の安定を保つため、練り上げた素材を型に入れ、円筒状にプレス成形します。

押し出し・盆切り

成形した素材を油圧式押し出し機に入れ、巣金と呼ばれる型の小さな穴から押し出します。それを盆板と呼ばれる板に受け、竹べらで両端を切り落とします。

生付け

盆板上の柔らかいお線香を手本板と呼ばれる板に移し替え、隙間のないように敷き詰めて揃えます。

手本板からはみ出した部分を切り落とし、乾燥用の板に移し替えます。

乾燥

お線香が敷き詰められた乾燥用の板を積み重ねます。温度・湿度を一定に保った乾燥室の中に入れ、送風機で空気を循環させながら、数日間かけてゆっくり乾燥します。

板上げ

完全に乾燥したお線香を製品に応じて計量して束ね、パッケージに入れて仕上げます。