企業理念
細く 長く 曲がることなく
いつも くすくすくすぶって
あまねく広く世の中へ
1400年以上続く日本の香文化の魅力や伝統をお伝えします。
自然への敬意と共に、その恵みを享受して、高品質な薫香を創造します。
その香りを通して、お使いいただくお客様に「香りある豊かな暮らし」を提案します。
私たちと関わって良かったと感じていただける活動を続けます。

経営理念
温故
火を発見した人類の歩み、日本の香り文化の歩み、松栄堂の先達の歩みを慮り、歴史の中にさまざまな知恵を学ぶことによって、私たちのこれからの歩みを見つめる力としています。
変わらないために
変わり続ける
薫香類の製造から販売までを私たちがこれからも続けるために、常に果敢に挑み続けます。
安心してお使いいただくために
使用している香料
私たちは地球環境に配慮しながら原料の調達を続けています。
香木や漢薬香料といった植物を主に使い、国際基準で安全性が認められた原材料を使用しています。

お線香の煙
お香は古くから、多くの人々の間で使われてきました。そのため、適切に使用される限りにおいて、お香の煙が人体に悪影響を及ぼすことはないと、私たちは考えております。
吟味された品質のお香をほんの少し用いることで、日常生活に彩りを添えることができます。
お香を焚き終わった後に残る「残り香」こそ、私たちが楽しんでいただきたい香りなのです。

自然への敬意
環境マネジメント
松栄堂(香音除く)ではKESステップ1に審査登録、また長岡京香場(旧:長岡京工場)ではISO14001を認証取得し、それぞれの規格に適合した環境活動を推進しています。

動物実験の不実施
動物愛護の考え方が広がるなか、動物実験の廃止への動向は世界的なものであり、松栄堂もこの考え方に賛同しています。松栄堂は、これまでも、またこれからも、お香の製品開発において動物実験はおこないません。
お香の原料や製造にまつわる安全性情報を広く収集し、また歴史に基づく知見や経験を含めた情報を活用して製品の安全を保っています。

人権への想い
人権への想い
- 人権を尊重します。
- 差別、ハラスメントをしません。
- 安全、安心、衛生的な労働環境を整えます。
- 強制労働、児童労働を行いません。
- 人権について、研修と教育を行います。

作るものから皆様へ
300年を超える経験から
生み出される香り
東南アジアを中心に世界各国から運ばれる貴重な天然香料は、調合師の研ぎ澄まされた感覚によって最良の香りが引き出され、熟練の手わざで成形されます。これをおよそ300年間、一貫して続けてまいりました。伝統の香りはその300年の経験に支えられています。


直接販売へのこだわり
松栄堂は製造から小売までのすべてに携わっています。品質にこだわった原材料と、それを生かす技術をもって、真摯にものづくりを行なっています。それを直接販売することにより、消費者であるお客様のお声を頂戴し、直接製品開発に生かし、時代の変化に応じた新しいかたちを常に模索し続けています。

「香・大賞」の主催
日々の生活の中で「香り」に気を留めていただきたいという思いから、1985年より香りに関するエッセイの公募コンテスト「香・大賞」を主催しています。また、2014年には開催30周年を記念して、それまでの全受賞作品のほか、審査員各氏のエッセイを収めた「香りエッセイ30年 かおり風景 全3巻」を発刊しました。

製造現場の公開
松栄堂の製造現場、香房(京都本社2階)・長岡京香場(京都府長岡京市)をご見学いただけます。いずれも平日のみ・要事前予約。詳しくはお問合せください。
075-212-5591 (平日9:00〜17:00)
製造へのこだわり
京都に育まれた香り
京都本店の奥には、様々な大本山や総本山からお預かりした御用達看板を掲げております。御寺院の皆さまにもご満足いただける質の高い製品をおつくりすること、また同時に企業姿勢も問われていること、日々その責任を果たせるよう製造しています。

良質な天然香料の
適正な輸入
お香の原料として使用する天然香料は、
中国やインド、東南アジアを中心に産出されます。それらは、松栄堂の香りを守り、香料を組み合せて新しい香りをつくりだす専門職「調合師」が直接調達にいきます。実際にその品質を吟味し、法の下で適正に仕入れています。

天然資源の保全管理
地球規模での自然環境や社会情勢の変化にともない、品質の良い香料を安定供給することは次第に困難になりつつあります。ことに沈香は絶滅危惧種として、世界的な視野での保全管理が必要とされています。私たちは日本の香文化の一端を支える立場として、この課題に取り組み、考えていきたいと願っております。

行動指針
折に触れ、私たち自身がお客様の立場に立ってみて、
松栄堂が・商品が・私たち自身が、
どのように社会的な意味を持ち得るのかを考え検証するよう心掛けています。