宝永2年、京に創業

松栄堂の創業は今から300年ほど前。
丹波篠山の里長であった畑六左衞門守吉が商いの道を興した「笹屋」に始まります。
御所の主水職を勤めた3代目守経のころ「松栄堂」として本格的に香づくりに携わりました。
以来、12代目に至る今日まで、香づくり一筋に歩んでいます。

心と手が生みだす繊細な香り

最後の封の段階まで、心を込めた手作りの伝統の技が生かされております。貴重で繊細な天然香料ゆえに要求される細やかな心くばり、最良の香は熟練した手と技、本物を求める心と研ぎ澄まされた感覚の全てが調和したときに初めて創造されるのです。伝統の技と心を重んじつつ、しかも最新鋭の技術革新にも意欲を燃やす。それでこそ「老舗」の信頼が保たれると考えております。




天然の香料でしかつくりえない
微妙で深みのある香り

香の原料の多くは天然香料で、中国やインド、東南アジアを中心に世界各国から運ばれてきます。化学的に香りを合成することもできますが、深さと微妙な味わいは天然香料におよびません。これは、人間の嗅覚が鋭敏で、香りの本質を瞬時に選別 してしまうからです。天然香料の繊細さと雅趣を損なうことなく皆様のお手元までお届けするのは私たち松栄堂の役目です。さらに、合成香料の印象と天然香料の深みを巧みに結びあわせて新しい香りを創造する努力も続けてまいります。
世界各国に広がる香りの翼

明治30年、それまでの伝統的な香に加え、技術の粋を結集して、諸外国の生活様式にもふさわしい「香水香」を開発し、第1回シカゴ万国博に出品、同時にわが国初の対米輸出に成功しました。また、大正4年、大正天皇御大典の際にはお買い上げの栄に浴し、全国にその名を広めたのです。以来現在まで、伝統の香りを継承しつつ、先進技術の練磨開発に励み、今では世界各国に日本の香りをお届けしております。現在、コロラド州ボールダーに松栄堂coアメリカがあります。



| 松栄堂の文化活動へ | 戻る |